韓国の仁川(インチョン)で11日朝、100台以上がからむ多重衝突事故があり、2人が死亡、日本人男性2人を含む42人がけがをしたと報じられています。
「事故は、韓国の仁川空港からソウル市内へと向かう高速道路の橋の上で発生しました。事故から４時間たちますが、さきほどまで深い霧が立ち込めていて数メートル先が見えませんでした」（記者）
これまでに50代と60代の韓国人男性2人の死亡が確認されました。また42人がけがをして病院に運ばれるなどし、8人が重傷だということです。少なくとも13人は外国人で、この中に日本人2人が含まれているという情報があります。
「後ろからぶつかってきました 。気を失ってその後のことはわかりません」「（Ｑ．お体大丈夫ですか？）はい大丈夫です。（Ｑ．どんな状況でしたか？）霧が濃く立ちこめていました」（事故に遭ったタクシー運転手）
事故現場でも当時の視界は10メートルほどしかなかったということです。救助に当たった消防関係者も「身の危険を感じるほどだった」と話しています。
他にも濃霧の影響で、近くの仁川空港では29便に欠航や遅れが出ました。
