老松温泉喜楽旅館、栃木県那須にある廃墟マニアに話題の旅館です。一見、廃墟にしか見えないこの旅館。意外と宿泊客には好評で、見た目と違い、部屋も清潔で行き届いており、食事もおいしく、なによりも温泉がよいのだとか。
一部、完全に倒壊しているようにしか見えないところがあり、廃墟マニアが喜びそう。
入り口は意外と普通。ここだけ見ると廃墟とはいえないですよね。
内部も古くからの手付かずの部分があり、廃墟感を漂わせます。
休憩室は行き届いています。結構、みなさん休憩室を利用されるようです。
浴場まわりも、悪くありません。
温泉は気にいる方が多いみたいです。
こちらの旅館のご主人は元々、次ぐつもりはなく東京でお勤めだったとか。ですが、続けざまに不幸があり、お母様のために継ぐことを決心されたそうです。
「俺はここの息子だけど、後を継ぐつもりはまったくなかったんだ。でも10年くらい前に親や兄弟に続けざまに不幸があって、俺がやるしかなくなった。俺が60、ばあさんが80で、俺も足が悪いもんだからあんまり長くは続けていけないな。とにかくばあさんがやるといううちは、続けていこうと思ってるんだ」
廃墟のようなホラー系温泉宿に隠された絶品のお湯 ーより引用
商売よりも、こぎれいさよりも、まず風情と人情、そんな風に思えます。昔ながらの空気いっぱいで、都会の喧騒を忘れるには最適なんではないでしょうか?
老松温泉喜楽旅館
源泉:老松温泉(泉質不明)
住所:栃木県那須郡那須町湯本181
電話:0287-76-2235
交通:那須街道(県道17号線)旭橋より約400m
料金:大人500円、小人300円(0歳〜10歳) ※45分以内
1人泊7500円(税込み)チェックアウト12時まで延長1000円
時間:8:00〜20:00、年中無休