本日、11月5日は「後の十三夜」と呼ばれる月が見られます。ネットではミラクルムーンと呼ばれ話題になっていますね。
例年ですと名月は「中秋の名月(十五夜月)」と「十三夜月」だけなのですが、今年はなぜか三度も名月があるようです。このような事は171年ぶりだそうです。
なぜ171年ぶりなのか?
現在使用されている暦は太陽暦と呼ばれるもので地球が太陽を回る周期を基としています。一方、太陰暦というものがあり、こちらは月の満ち欠けを基にしているのですが、こちらでは1年が11日少なくなってしまいます。
2年と8ヶ月または9ヶ月で1ヶ月ずれてしまいますので、これを調整するために閏月というものがあります。
この閏月は何月と何月の間にいれると決まっておらず月の周期によって決められるそうです。今回はこの閏月が旧暦9月の後に入れられるので9月が2回あり旧暦の2回めの9月13日が今日です。
今年話題になった「スーパームーン」のような大きく見えるといった事ではありませんが、日本古来の風習の日が二度あるという事に対して思考を巡らせてみるのも面白いかもしれませんね。
- 出典
- 旧暦カレンダー