6人に1人は入院『歩きスマホに注意』!中学生が線路に転落

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歩きながらのスマホの危険性を以前からいろんなメディア等が呼びかけているにも関わらず事故が絶えません。昨日の10月30日にも以下の様な事故が起きています。

30日午後6時20分ごろ、名古屋市昭和区の地下鉄鶴舞線御器所駅に電車が到着する直前、ホームの最前列で待っていた市内の中学1年の男子生徒(13)が線路に転落した。運転士が非常ブレーキをかけたが、電車は転落場所を30メートルほど通過。中学生はホーム下の空間に逃げ込み、無事だった。

市交通局によると、生徒は「スマートフォンを操作していたら落ちてしまった」と話している。生徒は上小田井方面行きのホームに立っており、電車の到着を知らせる放送が流れた後、画面を見ながら1メートルほど前進し、誤って落ちたという。

中日新聞 スマホに夢中、中学生がホームから転落 御器所駅 ーより引用

ホームに限らず歩行中に視線を画面に集中してしまう行為は危険です。もちろん自動車や自転車の運転中のスマホは危険極まりない行為ですので控えていただけるようお願いします。

ドコモ公式チャンネル「歩きスマホ」啓蒙動画

東京消防庁によるスマホ等に係る事故データ

東京消防庁による以下のような事故データが画像付きで公開されています。

歩きスマホ等に係る事故に注意!!

年別救急搬送人員

東京消防庁管内で平成22年から平成25年までの4年間で歩きながら、自転車に乗りながら等の携帯電話、スマートフォン等に係る事故により122人が救急搬送されました。救急搬送された人の年別救急搬送人員では、平成25年が36人と最も多く、年々増加傾向にあります。

年齢区分別救急搬送人員

年齢区分別の救急搬送人員では、40歳代が30人と最も多く、20歳代から40歳代の搬送が多くなっています。

事故種別ごとの救急搬送人員

事故種別ごとの救急搬送人員では、「ぶつかる」が51人と最も多く、全体の約42%を占めており、次いで「ころぶ」が38人、「落ちる」が30人となっており、この3つの種別で約98%を占めています。

救急搬送直後の初診時程度

救急搬送直後の初診時程度は、全体の8割以上が軽症でしたが、入院の必要があるとされる中等症以上も20人発生しています。

場所別の救急搬送人員

場所別の救急搬送人員では、「道路・交通施設」が98人と最も多く全体の8割以上を占めており、その中でも「駅」での発生が30人となっていました。また、一歩間違えば重大事故につながるおそれのある駅ホームから線路上に転落する事故により、平成23年に3人、平成24年に1人、平成25年に4人が救急搬送されています。

発生時の動作別の救急搬送人員

発生時の動作別の救急搬送人員では、「操作しながら」が40人と最も多く全体の約3割を占めており、次いで「画面を見ながら」が30人、「通話しながら」が25人となっています。また、その内訳をみると、歩行中に「画面を見ながら」、「操作しながら」の受傷が多くなっていましたが、自転車で走行中の受傷も28人と全体の約23%を占めていました。

出典
中日新聞
YouTube ドコモ 公式チャンネル
東京消防庁