ものを食べると空気も一緒に飲み込みます。この空気が上に出るのがゲップ、下に出るのがおならですが、おならには腸で分解されたガスや血液中のガスも含まれているので臭います。
我慢したおならは大腸から小腸へと逆流し吸収されて血液中に入ります。血液にのって体中を巡り、肺に入ったおならの成分は呼気となって口から出てきます。
おならを我慢して腸内にたまったガスは、内臓を圧力によって圧迫し、腹痛を引き起こす場合があります。横行結腸にガスが留まってしまった場合、胆嚢などの内臓を圧迫して、ときには激痛を起こしてしまいます。おならを我慢することにより、腸内の悪玉菌を増やしてしまい、臭いの強烈なガスがたまってしまう場合もあります。次のおならの波がきたときに我慢しないで出すと、強烈な臭いになっているときがあります。悪玉菌が増えるということは良いことではありません。なるべく我慢をしないで、出せる場所まで行って出してしまいましょう。たかがおなら、されどおならなのです。
おならのひみつ ーより引用
おならを我慢すると以下のような症状がでる危険があるようです。
- 口臭が臭くなる
- 体臭が臭くなる
- お腹が痛くなる
- 肝機能障害になる
- 婦人病になる
- 癌になる
- アレルギー性疾患になる
おならを減らす
炭酸の飲み物を控え、納豆やヨーグルトなどの善玉菌を増やすことの出来るものとバランスのとれた食事を摂り、ストレスを減らし適度な運動をすることで減らすことができるそうです。無理に我慢するよりも正しい食事と健康的な生活習慣を心がけることが大切だということなのですね。