カモノハシという動物を知っていますか?この動物はクチバシを持ち卵を産みます。乳首はないのですが腹部にある乳腺から母乳で子どもを育てるそうです。この生態から哺乳類が鳥から進化した証拠なのではないかと考えられています。
カモノハシの存在は最初に発見された頃は信じ難い存在だったようです。Wikipediaにこんな逸話が紹介されています。
カモノハシがヨーロッパ人により最初に発見されたのは1798年のことであり、カモノハシの毛皮やスケッチが第2代ニューサウスウェールズ州総督であったジョン・ハンターによりグレートブリテン王国へと送られた。
イギリスの科学者達は、当初はこの標本は模造品であると考えていた。1799年にNaturalist’s Miscellanyへこの動物について最初に記載をおこなったジョージ・ショーは、「それが本物であることを疑わずにはいられない」と主張し、ロバート・ノックスはアジア人の剥製師による物と信じていたという。
誰かがビーバーのような動物の体にカモのくちばしを縫い付けた物であると考えられ、ショーは縫い目がないかどうかを確認するために、毛皮に切り込みを入れた。
Wikipedia カモノハシ ーより引用
現代日本ではあの可愛いキャラクターでお馴染みなので、実物は見たことがなくてもカモノハシという名前は誰でも聞いたことがありますよね。