頭痛の頻度が31%減る研究成果が発表された!塩分摂取量は1日3g

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寒い季節になると、筋肉が強張りやすくなり血行が悪くなり、肩こりに悩まされますよね。肩こりが続くと今度は頭痛に…。なんてことは多いとおもいます。

首や肩の血行が悪くなると頭への血流が滞り、頭痛というカタチで警告を発すると言われています。もちろんマッサージやストレッチなどの運動による解消もいいのですが、慢性的に続くなら食事から考えてみたらどうでしょう?

血行不良の原因として塩分のとりすぎが一因とは以前から言われていました。このことが裏付けとなるのかはわかりませんが、塩分を減らすと頭痛予防になるとの研究結果が発表されました。

減塩による頭痛予防

米国ジョンズ・ホプキンス大学の研究によると、塩分の摂取量を減らすと頭痛が緩和されるとのこと。

研究チームは、390人の被験者を2つのグループに分け、一方のグループには野菜や果物をたっぷり摂る低脂肪の食事、もう一方の対照群には典型的な欧米人の食事を続けさせました。

その際、1日の塩分の摂取量を9グラム、6グラム、3グラムへと一定期間ごとに減らしてもらい、頭痛、膨満感、口の渇き、疲労感、活力の低下、めまい、吐き気、嗜好の変化など、実験期間中に自覚した症状を記録してもらいました。

結果を分析したところ、塩分を9グラムから3グラムに減らすと、頭痛の頻度が31%減り、脂肪分の量は頭痛の発生には影響が認められないことが分かりました。

他の専門家には「減塩により、で血圧や脈拍が低下したことが関係しているのではないか」と考えられていますが、今回の研究では、元々血圧が正常だった人も、減塩により頭痛が緩和されたそうです。

「食事によるナトリウムの摂取量を減らすことが頭痛予防の新しいアプローチになる」とジョンズ・ホプキンス大学のLawrence Appel教授は言っています。

減塩の目安

目安量が確認できる図がおおさか食育マガジンさんに掲載されていました。

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3gを1日の摂取量として3食とすると注意マークのついている食事は1人前食べた時点でアウトですよね。注意マークのついていないものも1食1gと考えるとなかなか難しいようです。

とりあえず、1食はまったく塩分の含まれないような食事としないと難しそうですね。

出典
BMJ Open
おおさか食育マガジン