アメリカで、人工網膜の臨床試験に参加したアレン・ズデラートさん(68)。彼は20年前に病気で失明しました。
人間の網膜に医療機器を埋め込む驚くべき技術が開発され、その臨床試験に臨みました。ズデラートさんは人工網膜デバイスを装着すると「ああ! 形や光がわかるよ!」と感激!
そこで初めて見えたものは、10年前に結婚した妻の顔でした。
映像は、わずかに顔の輪郭がわかる程度のぼんやりしたものでしたが、それでも愛する人の姿を自ら確認できた感動は特別。
視覚が戻るといっても、失明前の鮮明な世界が見られるというわけではないようで、実際にズデラートさんが見ている風景はこんな感じです。
2人は何度も泣いて笑って抱き合って、喜びを分かち合いました。
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