こちらはウルグアイの映像関係会社社員、フェデ・アルバレス氏が個人で製作したショートフィルム『Panic Attack!』。YouTubeに2009年に投稿されました。
カメラワークや演出的な部分はよくできてはいますが、登場するロボットの造形がイマイチだったり、合成部分にアラがあったりで映像作品としては、微妙。
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でも、これは個人で、しかも制作費500ドル程とお金をかけずに作られたものなんです!!
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確かに自分で作る分には、自分の工数は制作費として計算せずに出来ますが…。
500ドルかかったのはライブ映像部分だとのことです。おそらく逃げ惑う群衆のエキストラ費用でしょう。それも格安ですが…。
YouTubeへの投稿から転機が
そんな『Panic Attack!』ですが、これがハリウッド関係者の目にとまり、住宅や自家用車の他なんと3000万ドルもの資金を提供されたとのこと!!
その後、サム・ライミ監督『死霊のはらわた』(1981年)のリメイク版(2013年)に起用され、全米初登場1位という快挙を成し遂げました。
【閲覧注意】
グロテスクな描写が含まれます。
昨年11月には、「A Man in the Dark(原題)」に取り掛かることが発表されています。シンデレラ・ストーリーから始まったフェデ・アルバレス監督の新作が楽しみですね!