オランダ、アッセンにあるドレンテ博物館。昨年開催された「ミイラ展」に出典された、中にミイラが入っている仏像の写真が公開され話題となっています。
Photo: M. Elsevier Stokmans、Boeddhamummie
Photo: M. Elsevier Stokmans、Boeddhamummie
Photo: M. Elsevier Stokmans、Boeddhamummie
仏像は中国のもの。ミイラは、約1100年前に死亡した位の高い僧侶の「加漆肉身像(かしつにくしんぞう)」ではないかとされています。
加漆肉身像とは、以下引用のようなものだということです。
中国,唐代の高僧のミイラ像。唐代には僧侶の死後,その肖像を造って供養することが行われ,なお高僧は死後ミイラになると信じられていた。そこで高僧であることを立証するために,加漆肉身像という特殊な手法によるミイラが生れた。
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 ーより引用
Photo: M. Elsevier Stokmans、Boeddhamummie
仏像の中に供養された高僧とは、いったいどんな人物だったのか?気になりますね。