らあめん花月がちょっとした話題を呼んでいます。
花月に対してネット上で出ているコメントは以下のようになっています。
- 安定だけど味が薄っぺらい。ラーメンだけで満足できないのは確か。
- コショウ抜きにしてもらってる そのほうが俺は好きだわ
- また食おうとは思わんが定期的に食いたくなる
- 夜に腹減って友人と食いに行ったら、そのあと下痢起こしたのもいい思い出 空腹時ににんにく食うもんじゃないわ
- 20年以上食べてるけど1度も美味いと思ったことない
- 久しぶりに行きたくなってきた
一見、ランダムに選んだコメントに見えますが、実は筆者(初花月は1995年頃)の中での花月の歴史と印象を実に物語っているコメントなんです。
初めて食べたのは95年ごろ、当時家系という言葉も浸透していない時代でした。そんな中、げんこつとニンニクをたっぷり効かせたスープは衝撃でした。
花月はマズイ!?
「20年以上食べてるけど1度も美味いと思ったことない」
そう、味のインパクトが強いんです。強すぎて、クセになるけど、上手く表現できない。他人に同調してもらえない感が強すぎて、マズイと表現する。まさに好きな人は好き、無理な人には無理すぎる、そんな味だと誰もが思えるのです。
他人に同調してもらえないと覚悟しているなら、マズイと言うしかないんですよね。
「また食おうとは思わんが定期的に食いたくなる」
「下痢起こしたのもいい思い出」
「久しぶりに行きたくなってきた」
クセになってる人のコメントですよね。辛いわけじゃないのに下痢を起こす。ツライのはわかってても食べたくなるんです。
「安定だけど味が薄っぺらい。」
「コショウ抜きにしてもらってる」
『嵐』に変わってから、味が一般受けするマイルドなものになりました。コショウをいれるとマイルドになり、一般受けする味に寄っていくので、これをメインとした『嵐』にブランドを一新したようです。まさに、薄っぺらいと言われてもしかたない。でも、昔のクセの強さはどこか残っているのです。昔のインパクトが思い出したくてやっぱり食べてしまいます。
道玄坂で受けた衝撃は味だけじゃない!
現在の花月の公式サイトやWikipediaでも確認できないのですが、確かにありました。ネットにも道玄坂での情報を投稿されている方を見かけはします。
当時、まだ花月もチェーン店としてマニュアルの徹底もろくに出来ていない時代だったと思います。そんな時代だからこそ、あったことなのかもしれませんが、幻のトッピングメニュー『ドッカン○○』シリーズ。他店舗でも、これはあったのですが、道玄坂のそれはレベルが違いました。
盛り付けっぷりイメージ。刻み海苔やモヤシがこのような高さに盛り付けられていました。(写真は他店のもの)
目視で確認した記憶のあるものは、海苔、キャベツ、モヤシもしかしたらコーンも見たことがあるかもしれません。海苔(刻み海苔)やモヤシはあからさまに天高く盛りつけられ、キャベツも「それ、麺食べれないだろ!」と言いたくなるほどの盛り付けっぷり、食べ方が下手で麺に行き着くときには麺がのびている人を何度見かけたことか…。
残念な盛り付けになったドッカン海苔。これはこれで充分なボリューム。
残念ながら、仕事の都合で他店舗へ通うようになりましたが、そちらは完全に別物のトッピングでした。確かにたくさん盛り付けようという意気込みは感じられたのですが。
幻の道玄坂の店舗のスタッフは今どこで、どんなラーメンを作っているのでしょう。気になります。