世界で一番長く続いている国は日本だという。国家がどういう定義であるかによって見方はかわるのですが、王朝としての国家という意味では確かに天皇家は2675年続いていると言われています。
これは、720年に完成した日本最古の史書『日本書紀』が史実だとすればという話で、それが仮に創作でそれ以前に天皇家がなかったとしても、それ以降の1295年続いているという事になります。
ちなみに、現在の建国記念日は2月11日ですが、これは神武天皇元年1月1日にあたります。
でも、これは世界的に王朝として見た場合の話で、日本人は『天皇家＝国家』と考えている人は少ないのではないでしょうか？
もちろん天皇家は日本の王家的ポジションにいて、日本を代表して活動しているとは理解していると思います。
建国の時期として、この他に「日本」国号が定められた時期（飛鳥浄御原令ないし大宝律令の成立）や大政奉還がなされて近代国家の建設が始まった明治維新の時期などが挙げられることもある。しかし、国家としての日本は、長い歴史的な経緯を経て形成され、明確な建国の画期を見出すこと自体が困難と言え、主観的なものとなりがちである。
日本 | Wikipedia ーより引用
ですが、国民からすると、多くの人は『国家＝政府』と考えているのではないでしょうか？そう考えてしまうと、戦後に占領下に国制の改革が進められ、憲法改正を行って現在の日本国憲法を制定したときからとなるのかもしれませんね。
