冬にカレーが食べたくなったら要注意!!もしかしたら風邪気味になってるのかも?

おもしろかったら友だちとシェアしよう!

風邪の症状は、病原菌やウイルスが体内に侵入して身体の免疫力が低下した状態を指します。原因となる病原菌やウイルスは空気感染、飛沫感染、接触感染といった経路から体内に侵入してくるので、マスクや手洗いなど日ごろからの予防対策がとても大切です。

疲労が蓄積しやすい年末や年始は、免疫力も低下しやすく風邪を引きやすい時季です。

体調が悪くなっていると感じたら果物などビタミンCが多く含まれる食事をとり、しっかり睡眠をとって症状が重くならないようにしましょう。

カレーに含まれる『クルクミン』って?

カレーの香辛料のひとつに『ターメリック』がありますが、これはウコンとも呼ばれています。このターメリックの黄色色素『クルクミン』はポリフェノールの一種であるクルクミノイドに分類されています。

5676_01

日本においては成分本質 (原材料) では医薬品でないものに分類されていますが、生理作用として抗腫瘍作用や抗酸化作用、抗アミロイド作用、抗炎症作用などがあるとされ、感染症やガンに効果があるのだそうです。

また、このクルクミンは通常は体内に吸収されにくいのですが、黒胡椒の成分であるピペリンと同時に摂取すると20倍ほど吸収されやすくなります。カレーには胡椒の香辛料も含まれるのでクルクミンの効果があがるのです。

ただし、豊富にミネラル分と鉄分が含まれていますので、鉄制限食療法を受けている方は、鉄分が肝臓に過剰な影響を及ばすことがあります。また、血小板凝集抑制作用もありますので、薬を服用されている方は薬理効果が増強される可能性もありますので、注意が必要です。

アルコール成分を分解する肝臓は、体内の有害物を処理する臓器でもあります。「クルクミン」を摂取することで、免疫力が上がる、肝臓の働きがよくなる、病原菌やウイルスが体内で活動しにくくなるといったさまざま効果を期待できます。

カレーには他にも風邪に効く食材がたくさん!

カレーに甘さとコクをプラスするタマネギには、免疫力を高める硫化アリルが、ニンニク&ショウガには、免疫力アップ、抗バクテリア作用、体を温める作用、抗炎症作用があります。

「カレーパウダー」「ガラムマサラ」には、ターメリック、ガーリック、クローブ、唐辛子、八角、フェンネル、カルダモン、コリアンダーといった、健康促進が期待できるスパイスが含まれていますので、体力の低下を感じたときには最適です。

もともと薬膳料理でもあり、優秀な食材が一気に摂れるカレーは毎日でも食べたい優れた料理です。

まとめ

冬にこそカレーを食べて、風邪やインフルエンザが流行る時季を上手に乗りきりたいですね!

風邪やインフルエンザから胃腸の機能が低下しているときには、過剰な刺激物によって余計に体調を崩すこともありますのでお気をつけください。

出典
tenki.jp