Twitterに投稿されたメッセージには偽札を疑うメッセージが。
20代以上の人には、『何言ってるの?旧札に決まってるじゃん』と思ってしまう投稿ですが、現行の千円札が発行されたのは、2004年。もう11年もまえなんです。現在10代の人が、10歳くらいまでお金を持たせてもらいない、とか持たせられてても、絵柄に興味を持たなかったりしたら覚えていなくて当たり前ですよね。
千円札の変遷
1945年(昭和20年)に最初の千円札が流通されましたが、1年ほどで完全に失効、回収されました。このお札は現在の価値でいうと約180万円くらいになるそうです。1950年(昭和25年)には聖徳太子の千円札が登場します。今の40代以上の人なら、(1958年〜1986年に使用されていた一万円札にも聖徳太子が使用されたために話題になったので)存在したという話くらいは知っていると思います。
その後、1963年(昭和38年)には伊藤博文、1984年(昭和59年)には夏目漱石と移り変わり、2004年(平成16年)からは野口英世の千円札へと移行されています。
その他、紙幣
一万円札は昭和33年(聖徳太子)、昭和59年(福澤諭吉)、平成16年(福澤諭吉、裏面などのデザインが違う)。五千円札は昭和32年(聖徳太子)、昭和59年(新渡戸稲造)、平成16年(樋口一葉)となっています。一時期は千円、五千円、一万円が聖徳太子だったのですね。これは記憶にありませんでした。他にも500円札(平成6年ごろまで)、100円札(昭和49年ごろまで)、五十円札、十円札、五円札、一円札などが過去に存在しました。
まとめ
お札が現在のものにかわってから11年ですか、時がすぎるのは早いですね…。