和装振興議員連盟が26日、国会正面玄関前で通常国会召集日恒例の記念撮影を行いました。時事ドットコムによると以下のような発言があったとのことです。
議連会長の伊吹文明前衆院議長(自民)は過激組織「ISIL」によるとみられる邦人人質事件を踏まえ、「国民衣装である着物を着て、国民が一致結束してテロ組織に対応している姿を示す」と記者団に語った。
時事ドットコム:着物でテロに抗議 ーより引用
一部の国民の反応
これに対し、Twitter上では、
- 国民衣装なるコトバで「国民」からはじかれちゃうひといっぱいいるし、そんな「国民」なるものに一致結束させられたくはない。
- 電波かよ…。
- 意味不明を超越して、もはや恥知らずというべきか。「通常国会召集日恒例」やねんやろ。
- さぁ着物紅衛兵の皆さん出番ですよ!ポリエステルやレーヨンやnot伝統的図柄やナッチョラン着付けをdisり倒して着物の国民衣装っぷりを見せつけてやれば思わずISISの皆さんも苦笑い。
- 着物でテロに対抗!とか、異世界に飛ばされた感ハンパない。
- 誰か、国会議員が着物を着るとなぜテロに抗議していることになるのか、教えてください。
- なんでも乗っかればいいってもんじゃないだろうに。むしろ和装に失礼だろ。
といった辛口意見が目立つようです。(あまりにキツイ表現のものは掲載を控えさせていただきます。)
和装振興議員連盟とは?
1973年(昭和48年)2月国会内に発足している「中学、高校に和装教育を実現するため、文部省と国会議員と会合を重ねる」「和装と礼法とマナーの教育ができる先生の養成」などの活動を行っています。1999年以来、通常国会開催日に和装振興議員連盟の先生方をはじめ、衆参両院の先生方が超党派で和装で登院するという活動を行っているのだそうです。平成26年には96名での和装登院をしています。森元総理や片山さつき議員なども所属しています。