1月14日にGoogleの翻訳アプリ『Google翻訳』がバージョン3.1.0にアップデートされ、大幅に機能が向上しました!今回のアップデイト追加された新機能は「Word Lens」「カメラ翻訳モード」「音声会話モードでの自動言語検出」の3つ。この機能を活用すれば近い未来にアプリケーションの力で言語の壁を越え、新しいコミュニケーションの方法が生まれる予感がしてきます!それでは以下に3つの機能をご紹介していきます。
音声会話モードでの自動言語検出
音声入力で翻訳ができる機能。リアルタイムで2つの言語を自動認識して翻訳する機能が向上し、よりスムーズな会話を楽しめるようになりました。
スムーズで快適な翻訳手順
手順としては以下の通り。
翻訳してほしい2つの言語をアプリで選択
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アプリを介して会話を開始
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どちらの言語で会話されているのかアプリが自動認識
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もう一方の言語へスクリーン上でリアルタイム翻訳
上記の一連の翻訳作業中に、同じ2言語間であればいちいちマイクボタンを押す必要がなくなったので、よりスムーズに翻訳による会話を楽しむことができるようになっています!
Googleが公開している動作映像をご覧ください。
カメラ翻訳モード
撮影した写真のなかにあるテキストをハイライト表示すると、翻訳する機能。現時点でなんと36言語(日本語含む)に対応。
Word Lens
外国語で書かれた看板や標識、文章などのテキストにカメラを向けると、アプリがスクリーン上に映しだされたテキストを翻訳したい言語へリアルタイムで変換する機能。しかも、なんとオフラインでも利用可能とのこと。
今回の新機能はどれも素晴らしいですが、なかでも注目なのがこの機能ではないでしょうか?この新機能は2014年5月にGoogleが買収した米Quest Visual社が開発していた仮想現実翻訳アプリ『Word Lens Translator』の技術を使用しているとのこと。
現在は「英語」と「フランス語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語、スペイン語」の各語との相互翻訳をすることができます。残念ながら現時点では日本語に未対応。早く日本語に対応してほしい!
まとめ
『Google翻訳』のアップデイトを振り返ってみて、いかがでしたか?もうこうなると語学の学習は果たして必要なのか?とさえ思えてこなくもないですね(笑)。Googleの先進性にただ驚くばかりです。『Google翻訳』アプリは無料なので、まだ使っていない人は、ぜひ一度使ってみてはいかがでしょうか?