2015年1月14日(日本時間)をもって「Windows 7」の無償サポートが終了しました。コンピュータが自動的に壊れたり動作を停止したりするということではありませんが、今後「Windows 7」で何らかの問題が生じた場合、Microsoftは無償でサポートを提供しないことになります。また今後は新機能が追加されることもありません。
時代を超え愛されたOS「Windows 7」
「Windows 7」がリリースされたのは2009年。発売開始6カ月で1億本を売上げ、その後も絶大な支持を集め続けています。前世代の「Windows Vista」と比べて安定しており、大幅に刷新された後継版「Windows 8」よりもなじみ深いため、「Windows 7」は現在でも世界中の約半数のPCで稼働していると推測されます。
今後のサポートについて
1月14日(日本時間)でWindows 7は、全てのユーザーにサポートが無償提供される「メインストリームサポート期間」を終了しました。今後は延長サポート期間に突入し、サポートは有償となります。そして2020年には延長サポート期間が終了し「Windows 7」へのサポートは永久に廃止されます。
セキュリティ面が懸念されますが、Microsoftはセキュリティパッチの提供は継続予定なので、「Windows 7」で稼働するコンピュータへのウィルスなどの攻撃に対して、突如脆弱になるという危険は無いはずです。とは言え、サポート終了に備えMicrosoftは新しい環境への移行を推奨していますので、買い替えを検討されている方はお早めにご検討ください!