ユニバーサルミュージック合同会社は、1998年に他界したhideの新曲「子 ギャル」が完成したと発表しました。
ヤマハ株式会社の歌声合成技術「VOCALOID」を使ってhideのボーカルパートを制作しました。12月10日発売予定のhide生誕50周年記念アルバム「子 ギャル」に収録されます。
今回、ヤマハはユニバーサルミュージックからの依頼を受けて「子 ギャル」のボーカルパートの制作に協力しましたが、hideのラフなボーカル音声しか残っておらず、完成するのは難しいと思われていました。
ところが、ヤマハはhideの歌声を限りなく再現したボーカルパートを実現したそうです。
なんとヤマハは、hideが生前に残した膨大なボーカルデータから音声素片をサンプリングし、さらに補いきれない部分についてヤマハの最新の声質変換技術を用いてhideの歌声を復元したそうです。
亡くなったアーティストを蘇らせてしまう程の技術力と関係者の頑張りには脱帽せざるを得ません。どのような仕上がりになっているのか楽しみですね。